転職で天職を見つけよう

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転職をしたいと思った瞬間、すぐ立ち止まって「やっぱり無理だ...」と諦めていませんか?

【解説】ベンチャー企業で働くデメリット、メリットとは!?

 

ベンチャー企業と聞くと、自由な社風でアグレッシブな人達が働いているイメージが強いですよね。

 

日本企業は「年功序列」から「実力主義」に徐々に変わってきていますが、まだまだ古い風習は多くの企業であるでしょう。

 

そんな古い風習から一歩抜け出して、ベンチャー企業で成長していきたい人へ、ベンチャー企業で働くデメリットとメリットを紹介します。

 

あなたの仕事選びの際に役立てて下さいね。

 

ベンチャー企業で働くデメリットとは!?

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「ベンチャー企業で仕事がしたい!」と、思った人が勢いだけで就職・転職に失敗しない為に、まずはベンチャー企業で働くデメリットから挙げていきます。

教育制度や福利厚生は期待できない

ベンチャー企業には定義はありませんが、インターネットを駆使し、新しいサービスやビジネスを展開している、設立後10年程度の成長過程の企業を一般的に指します。

 

このように、設立後間もない企業では、大手企業や設立後何十年も存続してきた企業のような充実した研修や福利厚生は期待出来ない場合がほとんどです。

 

ですので、安定志向の人にとっては大きなデメリットでしょう。

 

もしも、長年そのベンチャー企業で働いていく覚悟があるのであれば、各種制度を作っていく側になる可能性もありますので、チャレンジ精神がある人にとっては非常に面白いですね。

会社にネームバリューがない

大企業はもちろん、長年存続してきた企業では業界内で大なり小なり知名度はあります。

 

知名度がある程度あれば、「会社の名前」で商品やサービスが売れるのです。

 

しかし、設立間もないベンチャー企業では1から得意先を見つけ、業界内で少しずつネームバリューを上げていかなければなりません。

 

革新的なサービスや商品があれば、一気に知名度や業界内での地位を手に入れられますが、サービスや商品が浸透していくまでは時間や労力がかかる場合があるでしょう。

 

サービスや商品が戦略通りに売れない=自分達の収入も不安定になるということです。

人数が少ないので1人当たりの仕事量が多い

一般的にベンチャー企業は人数が少ない傾向です。

 

したがって、1人当たりの仕事量も多くなります。

 

ガンガン新しいことに挑戦し、自分を成長させていきたいような人であれば乗り越えられるかもしれません。

 

しかし、プライベートや趣味を充実させたいような人にとっては仕事量が多く、場合によっては長時間の残業にも耐えないといけないのは辛くなり、体調を崩してしまうことも考えられます。

大企業などに比べ、失業のリスクがある

ベンチャー企業について語られる時、「やりがい」、「情熱」、「成長」など一見、熱い言葉が並べられ、希望を抱きながら就職することが多いです。

 

しかし、創業からの生存率を知っていますか?

 

なんと創業5年で15%、10年で6.3%、20年で0.3%と、いう非常に厳しい数字になっています。

 

創業間もない会社に入って、数年で倒産なんていうことになれば、1から仕事探しをしなければならなくなるのです。

 

やはり大企業や、長年存続している企業に比べると、倒産、失業の可能性は常に念頭に入れておく必要があるでしょう。

 

したがって、ベンチャー企業を選ぶ際は、聞こえのいい言葉だけでなく、その会社を見極めて入社する必要がありますね。

引用:日経ビジネス

https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280921/022200058/?P=1

 

ベンチャー企業で働くメリットとはこれだ!

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ここまではベンチャー企業のデメリットを見てきました。 次にベンチャー企業で働くメリットを見ていきましょう。

組織が小さいので経営層との距離が近い

創業して間もないベンチャー企業は組織が小さいことがほとんど。

 

そのため、若いうちから経営陣と近い距離で仕事をすることが出来ます。

 

大企業や、人数の多い会社では、若手が経営陣と近い距離で仕事をすることはなかなか出来ません。

 

伸びていくベンチャー企業であれば、会社の成長と共に経営陣がどのような戦略や考え方をしているのか目の当たりに出来るので貴重な経験が出来ます。

 

また、将来的に独立を考えている人にとっては良い成功モデルになるでしょう。

 

仮に入ったベンチャー企業が失敗したとしても、「失敗の原因」も間近で見ることができるので、「こういう考えだと失敗するんだな」と、いうことも経験できます。

 

いずれにせよ、独立心の強い人にとっては、かなりメリットのある環境でしょう。

実力次第で若手でも昇進スピードが早い

年功序列で出世をするような多くの会社では、若手で実力があってもなかなか出世をすることが出来ません。

 

昇進のスピードはある程度段階を決められていて、歳を取るにつれ着実に役職に任命されることが多いです。

 

しかし、ベンチャー企業では、結果を出していけばすぐに役職に任命されることもあります。

 

いわゆる「実力主義」の象徴ですね。実力さえあれば、例え若手であろうと収入の面で同世代よりも抜きん出ることもあります。

 

「意欲を持って仕事をし、結果を評価してもらい、収入が増える」...非常に夢がありますよね。

 

仮にその企業から転職をする際にも、若手でマネージメント経験があることはあなたの市場価値を引き上げるメリットにもなります。

幅広く仕事が出来る、成長スピードが早い

ベンチャー企業では幅広く仕事が出来ることが多く、若手のうちから様々な業務に挑戦出来るメリットがあります。

 

「やりたい」と思ったことについては社内で発信をすることで、様々なことを任せて貰えるでしょう。

 

多くの会社で見られるように、型にはまった仕事だけをしていると新たな仕事に挑戦する機会はほとんどありません。

 

もちろん、同じ仕事をきっちりと毎日こなすことが悪いわけではありませんが、幅広く様々な業務をこなすことが出来ると仕事の幅も広がり、成長スピードも早くなるのです。

まとめ

ベンチャー企業のデメリット・メリット、どちらの方があなたにとって強い印象を受けましたか?

 

正直なところ、私たちの理想を全てを満たしてくれる企業は少ないです。

 

ですので、今回挙げたデメリット・メリットを比較してベンチャー企業に転職するかどうかを決めていくと良いでしょう。

 

企業選びによって会社員生活は大きく変わります。後悔をしない企業選びを是非進めて下さいね!