【重要】避けるべきブラックなベンチャー企業の特徴を解説!
「ベンチャー企業への転職を考えているけれど、ブラックなベンチャー企業だけは嫌だ!」と、いう人の為に、ベンチャー企業への転職でなるべく失敗しない為のポイントを解説します。
今回の記事を通し、どのような働き方を目指すかを判断してもらえれば幸いです。
転職は人生の大きな分岐点になります。
ブラックなベンチャー企業を避けるために、しっかりとポイントを抑えていきましょう。
ブラックなベンチャー企業の避け方は?
ベンチャー企業に限らずですが、私たちは企業を選ぶ際に、選び方を失敗すると「こんなはずでは無かったのに...」と、後悔してしまいます。
特にブラックベンチャー企業は、社会経験の浅い若者に夢を抱かせて採用しようとするので、慎重に見極めていくことが大切です。
大量採用の企業は要注意
企業の規模に対して、募集人数が多い企業は注意が必要です。従業員100人の企業が、30人、40人と募集していたら「ブラックなベンチャー企業」の可能性大。
大量採用=大量に離職者が出る前提で求人を出します。
このような企業では、従業員が辞めることが前提なので、「労働環境が悪い」と予測が出来ますね。
ただし、事業が伸びていて、明らかに現状の従業員数では仕事が回らずに大量募集をかけるケースもあり、一概にブラック企業だと判断は出来ません。
上記の場合は、企業としての成長が見込むことができる優良ベンチャー金業の可能性を期待できます。
ですので、気になる企業が大量募集をしている場合は、求人票や面接を通して、「事業が伸びているか」、「新規事業の為の採用活動なのか」について必ず確認しておきましょう。
大量募集を疑う目安としては、現従業員数の20%以上です。先ほどの100人規模の企業であれば、20人以上募集する場合は注意して見るようにしましょう。
書類選考ナシor100%通過保障の企業は疑ってかかろう
書類選考がない会社や、100%通過保障を謳っている会社が全て、「ブラック」な訳ではありません。
例えば、求人サイトに登録するWEB履歴書などで実質書類選考をしている場合もあります。
また、転職エージェント経由の場合は、企業側からエージェントに「募集要項に合わない人は紹介をやめてほしい」などと要望があります。
つまり、この場合は、紹介される時点で募集要項に合っている人材ということで、書類選考が終わっていると考えて良いです。
この項目で挙げる疑うべきは企業は、「人材不足で離職率の高い企業」となります。
このような企業では、慢性的に人材不足の為、誰でも良いので1日でも早く人手が欲しいのです。
つまり、書類選考など時間の無駄と考え、働ければ「誰でもいい」という考えの企業なので要注意。
転職に行き詰ってしまった人が陥りやすいのが、書類選考がないことに魅力を感じ、安易に入社してしまって、入社後に後悔するパターンです。
簡単に入社を出来ることに魅力に感じ、一時的に「楽」を出来るかもしれませんが、長期的に見たら全く楽ではありません。
選考回数1回は注意。特に顔合わせ程度であれば疑問を持とう
選考回数が少ない企業が全てブラック企業だとは限りません。
しかし、書類選考の項目と似てますが、面接を1回で済ませてしまう企業は注意も必要。選考を早く済ませ、1日でも早く入社させたい可能性を疑いましょう。
本来、面接は企業側と応募者が合うか合わないかをお互いに判断する場です。
いわば、転職活動で一番重要な局面と言っても過言ではないでしょう。
そのような大事な場で、1回の面接で何が分かるのかと疑問に思った方が良いです。
仮に1回の面接しかなく、簡単に内定が出た場合は 、
- 労働条件について納得したか
- 企業の事業内容、将来性に期待できるのか
- 企業に対し不安、疑問点は無いのか
上記のことを考えた時に、納得出来ない部分があれば、内定が出た後でも電話やメールで質問してから内定受諾をしましょう。
安易に内定が出たからと言って入社してしまうのは非常に危険です。
根性論・抽象的な言葉が出てきたら注意!
ベンチャー企業の多くは設立間もないので、各種制度が整っていない可能性が高いことを頭に入れておく必要があります。
- 大手企業のような福利厚生はほぼない
- 事業発展の為にサービス残業が多い可能性
- 裁量が多い(1人でカバーする仕事が多い)
など、一般的にはブラック企業気質と思われることも、創業間もないベンチャー企業では当たり前のケースが多いです。
しかし、社会経験の浅い20代前半だと、面接官の巧みな言葉や喋り方に幻想を抱いてしまうことがあります。
面接で、 「ベンチャーだから残業は当たり前だよ」、「成長したいなら耐えらえる」、「夢を叶えるために若いうちは我慢が必要だけど、一緒に稼ごう」など、根性論や抽象的な言葉が並び始めたら危険。
抽象的な言葉で若者の期待度を上げて、誘惑してくる会社はブラックベンチャー企業の可能性ありです。
ちなみに私は、まんまと抽象的な言葉に釣られて、ブラックベンチャーに転職をしたことがあります。(笑)
ですので、このような言葉をもし面接中に聞いたら私のことを思い出して冷静になって下さい...。
キャリアプランの逆算をすることも大事です
あなたが最終的にどのような働き方をしたいかも考えていく必要があるでしょう。
- とにかく若いうちにスキルを磨き、どんな企業でも通用するレベルになりたい
- ベンチャー企業を成長させながら、自分も上(役職・収入)を目指す
- ただの腰掛での転職。経営者から考え方や戦略を学び独立する
など、目的意識を持ってベンチャー企業を選びましょう。
ただ漠然と「自由な社風」、「服装自由」、「若手で和気あいあいしているイメージ」、「年功序列の堅苦しい企業は嫌だ」、「収入に夢がある」などの理由で転職することはオススメしません。
先ほども述べましたが、仮にブラック気質な会社の場合、目的意識を持っていないと体調を崩してしまう可能性もあるでしょう。
仕事選びは自分の軸を整理してから探そう!
仕事や企業を選ぶ際は、「自分の仕事に対する軸に合っているかどうか」を基準に決めるようにして下さい。
例えば、成長や収入より安定した生活を望んでいる人が、一時の迷い(収入の多さなど)でガツガツ働かなければならないベンチャー企業に入社しても活躍することは厳しいでしょう。
一方、若手のうちから収入や力をつけていきたい人が、年功序列でしか昇進もしない、収入にも反映しない会社で働いていても不満が溜まってしまいます。
どちらが正解ということではありません。 自分の仕事に対する軸を洗い出してから企業を選んでいきましょう。
仕事選びの軸に迷ったら、転職エージェントを利用すべし
前述したように、仕事・企業選びは必ず自分の軸と照らし合わせて行なうべきです。
これが労働者と企業のミスマッチを防ぐ最善策になります。
しかし、中には自分の軸がブレてしまい、整理出来ない人も中にはいるでしょう。そのような人は、一旦は自分で考えてみて、無理そうであれば「転職エージェント」に力を借りましょう。
転職エージェントは、
- 履歴書・職務経歴書等の必要書類の作成方法
- 面接対策、キャリアプランの相談
- 待遇を企業と交渉、面接等のスケジュール調整
- 非公開求人の紹介
- 企業への推薦
- 年収交渉
これらのことを無料サービスで受けられます。使わない手は無いくらい魅力的です。
また、必ずしも転職エージェントから求人を紹介されたからと言って、その企業に入社する必要もありません。
メインで利用するも良し、転職サイトやハローワークと併用していくのも良いでしょう。
- なるべく失敗を避けたい人
- 仕事の軸をプロと見つけて行きたい人
- 初転職又は転職に失敗して転職に不安がある人
- ベンチャーに行けばよいのか、安定した仕事の方がいいのか迷っている人
これらに当てはまる人は転職エージェントを利用して、不安を解消させながら転職を進めることをオススメします。
特にオススメの転職エージェントは、dodaです。大手エージェントなので、ベンチャー企業~大手企業まで幅広く転職求人があります。
また、dodaでは転職サイト(個人で求人を探し転職を進めるタイプ)と、
転職エージェント(プロに相談しながら転職を進めるタイプ)が一体化しているので、
転職エージェントが必要なければ個人で求人を探し、応募をする転職サイトとして利用していけば良いです。
いくつも登録するのが面倒くさければ、dodaで一本でも十分転職は可能なので、まずはdodaから始めるのもオススメします。
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まとめ
今回はブラックベンチャー企業を避ける方法を解説してきました。
思っていた以上にベンチャー企業は厳しい、という印象の人もいると思います。
しかし、
- ブラックベンチャー企業に入らない為の対策をする
- しっかりとしたキャリアプランの逆算
- 自分の仕事に対する軸
上記のことをしっかりと頭にいれて企業選びをしてもらえれば、ブラックベンチャー企業に引っかかる可能性は下げられるでしょう。
特に、不安が大きい人は、転職エージェントを利用して、仕事選びで失敗する確率を下げていくと良いですよ。