転職で天職を見つけよう

転職で天職を見つけよう

転職をしたいと思った瞬間、すぐ立ち止まって「やっぱり無理だ...」と諦めていませんか?

20代前半で転職することは可能か?

 

頑張って就職活動をし、勝ち取った内定。

 

しかし、人間関係・残業時間・将来性...理想の社会人生活と現実のギャップに苦しんで転職を視野に入れ始めていませんか?

 

「新卒後数か月~数年の20代前半では転職なんて厳しいのでは」、「何も実績がない自分を採用してくれる企業はあるの?」と、いう声が聞こえて来そうですが安心してください。

 

現在の日本は企業の人手不足に陥っており、転職希望者にとって有利な「売り手市場」です。

 

今回は職歴が短い人でも転職に関して前向きになれるように説明していきます。

 

企業における20代前半社員の立ち位置とは

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新卒1~3年目あたりまでが20代前半社員です。

 

一般的には入社後数か月~1年は研修期間の企業も多いでしょう。

 

2~3年目になると担当する仕事が増えていきます。

 

多くの企業は、この年代の社員を将来の企業の継続・繁栄の為の育成期間として捉えているでしょう。

 

この期間は仕事内容や、社内のことを覚えていく時期なので多少のミスは許される時期でもあります。

学生時代とのギャップで躓いてしまう人が多い

次のような経験はありませんか?

 

  • 社内や部署で孤立気味

 

社会人になってからは仕事で注意されることも増え、先輩社員や上司に質問をすることが億劫なっている。

 

そんな日々が進み、気が付いた時には周りとコミュニケーションが取れず、社内で孤立してしまった。

 

  • 常に残業を強いられ、帰ったら寝るだけの日々

学生時代の自由な時間から一変し、強制に近い残業に心も身体もボロボロになってしまった。

 

学生時代に上記2点で苦労していなかった人ほど、これらのギャップに苦しめられているのではないでしょうか。

学生時代と社会人とのギャップを埋めるには?

コミュニケーション不足により一度出来てしまった周りとの溝。

 

この溝を埋めるには、自分から積極的にコミュニケーションを取っていくことが大切です。

 

分からないことは素直に聞き、教えてもらったらお礼をしっかり言うようにしましょう。

 

小さい声でモゾモゾ話すより、少しトーンを上げて周りの人に話かけてみましょう。若手社員は、まだ周りの印象を変えられる期間です。

 

残業に関しては、企業によって違うので一概に言えませんが、

 

まずは仕事を効率化できないかを考えましょう。

 

「慣れていけば効率化出来るのか」、「慣れたところで膨大過ぎて1人で抱えられない仕事量なのか」を整理することが大切です。

 

抱えられない量の時は先輩や上司に相談し、改善策を練りましょう。

「今の職場では、そんなことは絶対無理」と感じたあなたへ

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前項では改善策を挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

自分自身が少し変われば周りとも上手くやっていけそうで、

 

業務時間も調整出来るような堅実な企業であれば、

 

数年間は実務経験を積んでみるのも良いと思います。

 

その後、企業の将来性や自身のキャリアプランを見直して転職活動をするのも大いにありですね。

 

仮に4、5年キャリアを積めば、人によっては役職を与えられている可能性もありますし、ステップアップとしての転職も見えてきます。

しかし 、

  • 自分が少し変われば人間関係が何とかなるような職場じゃないよ
  • 暴言、罵声を浴びせられるブラック企業だよ
  • 先輩や上司を見ても残業ばかり。とても改善されるような職場じゃないよ        
 
このように、自分が少し変わったところでどうにもならないブラック企業の場合は、たとえ20代前半だとしても転職を視野に入れるべきでしょう。

経験も、実績もない20代前半で転職はできるの?

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結論から言うと20代前半でも転職は問題なく出来ます。

 

もちろん、4、5年社会人を経験した人のようにキャリアアップの転職としては厳しい面があるでしょう。

 

しかし、20代前半の新卒1~3年目の人は「第二新卒」としてチャレンジ出来ます。 (※第二新卒とは定義はありませんが一般的には新卒1~3年程度の求職者を指します。)

企業は第二新卒者を求めている?

第二新卒にあたる年齢層は実は企業にとって穴になっている年代と言われています。

 

なんと、近年では新卒者が3年で30%も辞めてしまうとも言われ、人材不足に陥る企業も多数あるのが現実です。

 

そのため、第二新卒向けの求人も多く、常にチャンスは転がっている状態。

 

「自分には経験も実績もないから...」とあきらめる前に、求人がある以上は需要があるので前向きにいきましょう。

第二新卒者としての心得は?

企業は第二新卒を求めていると述べましたが、20代前半なら誰でも良いという訳では勿論ありません。

 

一度社会に出ているという点で、

 

「社会人としての基本的なマナーや振舞いを最低限備えているか」は、採用側は必ず見てきます。

 

また、職歴が短いということで「たとえ入社してもまた辞めてしまうのでは?」という警戒もして来るでしょう。

 

退職理由の原因はしっかりと言えるようにしておく事が大事です。

 

数年前と比較し、「ブラック企業」や「働き方」については理解が進んできていますので、前職で我慢できなかった点は素直に伝えても良いでしょう。

 

ただし、悪口にならないような言い回しや態度で望んでくださいね。

 

そして、経験が少ないからこそ伝える点は「入社に対する熱意」や「将来のなりたい姿」です。

 

その企業のことをしっかりと調べ、「どんな事がしたいのか」「入社後や数年後にどんな社会人になっていたいか」を伝えていきましょう。

 

たとえ職歴が短く、前職で上手くいっていなかった人だとしても、採用側も同じ人間なので熱意や将来像を持っているだけで他の転職希望者より印象が良くなります。

まとめ

  • まずは現職で自分が変わる事で人間関係、仕事の効率化が出来ないか考える
  • それでも改善されない職場環境の場合は転職を視野に入れる
  • 20代前半は第二新卒で企業が求めている層でなのでチャンス
  • 経験がない分は入社に対する熱意を伝えていこう