コネ転職はあり!?デメリット・メリット・コネの作り方を紹介
学生時代、多くの学生が就職活動をしている中、
「親の会社に入るから就活はしない」、「知り合いの会社に入るから就活はしない」など、コネ入社が決まっていて、就活をしない友人は周りにいませんでしたか?
筆者はコネを使った入社をする友人が非常に羨ましかったです。
何せ、本当に時間がかかって面倒くさい履歴書、エントリーシート、企業・業界研究、そして「面接」までパス出来る場合もあるのですから。(笑)
しかし、社会人は特別なコネが無い状況でなくても、自分でコネを作れます。
今回は、コネを使った転職のデメリット、メリット、コネを作る方法を解説します。
コネを使った転職のデメリット
まずはコネを使った転職のデメリットです。
「楽に転職出来るのにデメリットなんかあるの?」と疑問に思うかもしれませんが、意外とデメリットは存在します。
コネ転職は簡単には辞められない
コネを利用すると言うことは、必ず「紹介者」が存在します。
コネのパターンとしては、
- 親
- 友人
- 取引先
- プライベートで出会った人
など、様々なパターンが考えられます。
しかし、どのパターンのコネでも、あなたを会社へ紹介してくれていることを忘れてはなりません。
すなわち、人づてで転職した会社は紹介者の顔がある為、たとえ会社に合わないと感じた場合でもそう簡単に辞める訳にはいかないのです。
仮にコネ転職で入った会社を直ぐに辞めてしまった場合、紹介者に顔向け出来ませんし、紹介者が社内での評判を落とすことにもなります。
コネを使える立場だからこそ、その会社の待遇やライフワークバランスなどは紹介者を通して事前にしっかりと確認しましょう!
普通の転職よりも、一定以上の成果を求められる
コネ転職の場合、社内では「○○さんの紹介で入ってきた人」と、いう認識になります。 ですので、紹介者はもちろん、周りの社員も仕事の成果や活躍を当然期待しているのです。
ここで、あまりにも成果を出せなかったり、活躍が出来ないと、紹介者も面目がなくなります。
また、あなた自身も社内で居づらくなってしまうのです。
本当に活躍出来る環境の会社なのか、自分に合う事業内容なのかを入社前に検討する必要がありますね!
良く思っていない同僚も出てくる
コネ入社と聞くと「ズルい」、「自分は就職(転職)活動を1からやってきたのに...」などと、思う人は必ずいます。
前述した成果が求められることや、活躍をすることはもちろん、同僚たちと円滑な人間関係を作っていくことも忘れないでください!
当たり前のことですが、入社後は挨拶はしっかりとし、謙虚な態度で職場に馴染んでいきましょう。
選考が進むにつれ、辞退出来ない雰囲気になる
コネを利用した転職の場合は、選考も早く進む傾向です。
一般的な転職活動をしていると、「内定」を取る気持ちが焦りに繋がるので、コネで早々に内定が出ると安堵することは間違いないでしょう。
しかし、仮に転職サイトや転職エージェントを利用した転職を同時並行で行っていて、何社か目ぼしい会社の選考が進んでいた場合や、
心情の変化で、コネがある企業への入社意欲が低くなって来た場合、コネ転職を辞退するのは相当決断力が必要になります。
紹介を受ける時に、他社の選考も考えているのであれば、紹介者や会社側との最初の顔合わせでしっかりと伝えておきましょう。
のちのち気まずくなるのは避けたい所です。
コネを使った転職のメリットとは?
次にコネを使った転職のメリットを見ていきましょう。
職場の生の声を聞くことが出来る
通常、転職をする場合はハローワークや、各種転職サイト、転職エージェントなどを利用します。
そこで、求人票や、ネットの口コミ、面接時などの情報を基に転職活動を進めることになります。
上記の情報は大切な情報源ではありますが、その会社の全てを理解するには不確定な要素もあります。
しかし、コネ転職の場合は、紹介者にその会社のことを根掘り葉掘り事前に聞くことが出来ることが最大のメリット。
誰もが気になる、収入面・残業時間・社内の人間関係・会社の業績などを生の声として聞くことが出来るのは失敗しない転職のカギとなります。
選考は圧倒的に短い
コネ転職の場合、選考は圧倒的に短いです。
ほとんどの会社は書類選考をパスして面接からの選考となるでしょう。
小さい会社では、顔合わせだけして内定というケースもあるかもしれません。
履歴書や職務経歴書で不採用になることがないのは精神的にも良いですね!
面接も面談に近い?
面接も面談のような形で、世間話が中心になるでしょう。
コネ転職の場合は、紹介者から採用担当者にあなたの情報が伝わっているため、普通に転職活動をし、面接を受ける場合とは異なります。
一概には言えませんが、面接も面談のような形になる傾向が多いです。堅苦しくなりすぎないので一般的な面接よりは圧倒的にリラックス出来ます。
コネを作る方法
ここまで、コネ転職のデメリット・メリットを挙げてきました。
では、実際にコネを作る方法を解説します。
取引先・仕入先に好かれる
社会人で圧倒的にコネを作ることができるのは、取引先や仕入先とのコネです。
営業マンや企画担当、バイヤーなどをしている場合、得意先や仕入先とのやり取りがメインになります。
ここで、人間関係を作り、「信頼出来る人」と認めて貰うことでコネを作ることが出来るのです。
また、上記に挙げた職種以外でも、コネを作ることは可能。
筆者の会社で実際にあった例を紹介します。
電話応対がもの凄く良い営業事務の方がいて、「彼女を引き抜きたいから面接に一度来てほしい」と、担当営業に連絡があったそうです。
条件も良く、面接もしたのですが、タイミングが合わずに辞退をしていましたが...。
このように、仕事で人と関わる以上は、「コネ」を作るチャンスは誰にでもあります。 日頃から少しでも、意識を変えていくと良いでしょう!
社会人サークルはコネ作り放題!?
社会人サークルはコネを作るのに最適。
同じ趣味やスポーツなどをする仲間が出来ると、20代の若手社員でも、大手企業の社員や、中小企業の経営者の方と知り合う機会が格段に増えます。
同じ趣味を楽しんでいるので、人間性に問題がなければ、間違いなく波長は合うでしょう。
接する機会も増え、人間性を認められると、引き抜きの話をしてくれる場合も大いにあり得ます。
筆者もスポーツのサークルに入っていますが、中小企業の経営者の方に「何かあったら、いつでも席空けておくから言ってね」と、何回か言われた経験もあります。
もちろん、スポーツを楽しみに行っているので、引き抜きのお話は話半分で聞くようにしていますが、このようなお話を貰えるだけでも本当にありがたいことですよね!
趣味や好きなスポーツがある人は、そのようなコミュニティに参加してみることもオススメします!
そう簡単にコネも見つからないし、転職出来るか不安なあなたへ
今回は転職においてコネを利用するデメリット・メリット・コネの作り方を解説してきました。
しかし、そう簡単にコネを作ることが出来る環境ではないという人も多いでしょう。
事実、コネを「作る」ことには少し時間が掛かりますし、上手く作れるかも不透明。
さらには、理想のコネかも分からず、運の要素も強いのです。
そんな時に、転職でより希望の会社へと近づく為には転職エージェントを利用することをオススメします。 転職エージェントは転職のプロ。
転職のプロに相談し、自分で調べると面倒くさい履歴書や職務経歴書の書き方、そして面接の相談まで出来るのです。
コネを持っていなくても、無料で転職のプロと転職活動を進められるのは、精神的に心強く、1人で行う孤独な転職活動を回避出来ます。
コネとまでは言いませんが、強力な援護射撃になってくれることは間違いありませんね!
簡単に無料で登録ますし、転職希望者にとってはメリットだらけなので、早めの登録を済ませ、転職活動を優位にしていきましょう!!
- リクルートエージェント(公式サイト)
- doda(公式サイト)
こちらの2つエージェントは求人数が多いことはもちろん、志望企業への交渉力もありますし、情報も多く持っています。
転職エージェントは、あえてニッチなエージェントを利用する必要は無く、大手2社のどちらかを登録しておけばOK。
また、dodaは転職サイト(個人で求人を探し転職を進めるタイプ)と転職エージェント(プロに相談しながら転職を進めるタイプ)が一体化しているので、
転職エージェントが必要なければ個人で求人を探し、応募をする転職サイトとして利用していけば良いです。
両エージェントとも、独自の非公開求人が多数あるので、この2つを使って転職を進めていけば効率的に進むでしょう。無料登録、5分あれば登録完了です!
事前に登録だけ済ませて、いつでも転職活動をスタートできる状態にしておくことをオススメします!
まとめ
今回は転職におけるコネについて見てきました。
デメリット・メリット双方あるので、一度コネを使った転職についてしっかりと考える必要がありますね。
メリットが大きければコネを使いながら転職をし、デメリットが大きすぎるのであればコネを使わず転職エージェントを利用した転職を進めて行くほうが良いでしょう!
転職だけではありませんが、何かあっても助けてもらえる「コネ」を将来の為に作っておくことに損はないです!