【30代以降】転職回数が多いと不利なるのはホント!?
- 転職回数が多いことで不利だと感じている30代へ
- 転職回数が多い人は強味も沢山持ち合わせている
- 転職回数が多くても不利にならない対策をしよう!
- 転職回数が多くて不利になる人の特徴
- まとめ。時代の流れ的に転職回数は不利にならない?
日本は終身雇用制が長く定着しており、1つの企業で定年まで勤め上げることが当たり前でした。
しかし、昨今では「働き方」も変わってきており、転職をすることが当たり前の時代です。
そんな中で、転職を繰り返し、転職回数が多くなる人も、当然出てくるでしょう。
では、転職回数が多くなると、転職に不利なのかというと、一概には不利になるとは言い切れません。
例えば、自分が経験してきたことや入社後の貢献できること、やる気などをどう面接官に伝えられるかで印象はガラッと変わるのです。
今回は30代以降で、転職回数が多い人が不利にならないような対策を考えていきます。
転職回数が多いことで不利だと感じている30代へ
私たちの多くは、高校や専門学校、大学を卒業して就職をします。
そして、最初に入った会社で定年まで勤め上げることが当たり前の世の中でした。
ですので、「仕事を辞め、再就職をする」と、いう感覚は上の世代になればなるほど持ち合わせていません。
しかし、TVやインターネットを見ていて、転職サイトや転職エージェントのCMや広告を目にしない日はないくらい、転職の市場は活発になっています。
電車通勤の人は、電車のドア付近や車内の広告を見てみて下さい。
転職系の広告が貼ってあるはずです。
もはや、「転職は当たり前」の時代。
もちろん、転職を当たり前だと思っていない層の人は、まだまだ多くいますし、この層の人達からすると、まだ転職回数の多い人の印象は良くないかもしれません。
しかし、確実に転職への印象は変わって来ているのも事実。
少しくらい書類選考や、面接で落とされても、「転職のし過ぎで不利になってるのでは...」などと、落ち込まないでください!
あなたを欲しがる会社は山ほどあります!
転職回数が多い人は強味も沢山持ち合わせている
では、転職回数が多い人の強味をみていきましょう。
決して転職回数が不利になるようなものばかりではなくなるはずです。
行動力がある
転職回数が多い人は、何といっても行動力があります。
一般的に、転職をするというのは腰が重くなるものですが、転職活動へと行動を移すことができているのは行動力がある何よりもの証拠。
この行動力は、転職活動以外でも活かされるでしょうし、転職先でも、色々な行動を起こし、チャンスを切り開く武器になります。
広い視野を持っている
転職回数が多いと様々な会社を見ている経験があるということです。
各会社の内部だけではなく、取引先や仕入先などの情報も豊富。
考え方の視野が広く、他の人が気付かないようなことにも、気付く可能性があります。
1つの会社でしか働いていない人は、考え方が固定されやすく、柔軟な発想が出来ない可能性があります。
そのような中で、転職回数が多い人は、転職先で新しい発想や考え方を発信していくことで自分の存在感を出して行くことが出来るのです。
自分に合う会社を追い求めている
周りの環境が、終身雇用の考え方で浸透してしまっていると、体に支障が出る程のストレスを抱えていても、無理をして会社へ行く人もいます。
労働者は契約上は会社に仕えていますが、体を壊すような環境の会社に居続ける必要はありませんし、転職をするべきです。
その点、会社が合わないと判断し、転職が出来ている人は、先にも挙げましたが素晴らしい行動力を持っています。
やはり私たちは自分の心身が健康であることが本質的に一番大事です!
自分の市場価値を上げ続けるチャレンジ精神がある
転職を繰り返している人は、チャレンジ精神があると言えます。
1つの会社で長く働いている人は、言い方は悪いですが、「楽」でもあるのです。
毎日同じ仕事をし、毎月の収入を得る。
もちろん、このことは継続力がある面では素晴らしいことに違いはありません。
一方で、転職を繰り返している人は、
- 転職を繰り返してスキルを身に着けている
- 知らない分野や業界に飛び込み続けている
- 自分の市場価値を上げる努力をしている
など、チャレンジ精神があるのです。
行動力にも繋がりますが、人間は1つの環境になれると、なかなか行動力が出来ないものです。
転職を繰り返しチャレンジ精神がある人は、それだけで人より才能があると言えるのではないでしょうか。
転職回数が多くても不利にならない対策をしよう!
転職回数が多くても不利にならない面接対策のポイントを上げていきます。
- これまでの転職での経験をしっかり語ることができ、転職理由をはっきり言える人
- 自分のスキルを把握し、転職先での活かし方を言える人
- 今後のキャリアプラン、ライフプランが明白な人
- 社内の他の同僚と上手くやっていけそうな人(コミュニケーション能力)
自分の言葉で、これまでの転職経験や転職先で活躍するイメージ、今後のキャリアプランやライフプランを伝えられる人は面接で強いです。
転職回数が多くて不利になる人の特徴
基本的には前項の真逆のパターンですね。
- なんで転職しているのかしっかりと説明出来ない。
- 自分が転職先で貢献出来るのかのイメージが出来ていない
- 今後のキャリアプラン、ライフプランの描けていない
- コミュニケーション能力が低い
採用側は転職者が入ることで、社内がより良くなることを期待しています。
今まで転職してきた理由や、転職後の活躍のイメージが出来ていないというのは面接ではかなり不利になります。
これまでの経験で得たことや、自分の能力を転職先で活かせるような言い回しを事前に考えていきましょう!
コミュニケーション能力に自信がない人は、少し口角と眉をあげ、面接に挑んでみてください。これだけでも、印象がかなり良くなります。
まとめ。時代の流れ的に転職回数は不利にならない?
日本は少子高齢化が進み、労働人口も減り続けています。
そして、この先もこの流れは変わりません。
景気次第ですが、企業の人手不足は続くでしょう。
企業側も人を選んでいる余裕がないくらい、人材を欲する時代になる可能性が高いと予測します。
今までは、転職回数が多い人を採用してこなかった企業でも、今後は積極的に採用するような流れになる可能性はありますね!
とはいえ、誰でも良いわけではありませんので、ここまで述べてきたような対策をしっかりし、準備を整えてくださいね!