【考察】在職中に転職活動をするデメリット、メリットを解説
在職中に転職活動をした方が良いのか、一旦退職をしてから転職活動をした方が良いのか悩んでいる人も少なくないでしょう。
何事も方向性が定まらないと、人間はなかなか決断が出来ない生き物です。
今回は在職中に転職活動をするデメリット、メリットを挙げていきますので、今のあなたの状況と照らし合わせて転職活動の方向性を決めてくださいね。
在職中に転職活動をするデメリット4選
まずは在職中に転職活動をするデメリットから挙げていきます。
下記の4点を覚えておいてくださいね。
- 休日や終業後に履歴書職務経歴書の作成をしなければならない
- 面接日時の調整が難しい
- 長期化すると転職活動が面倒くさくなる
- 内定後の入社時期の調整が難しい
休日や終業後に履歴書・職務経歴書の作成をしなければならない
転職活動では履歴書や職務経歴書の作成が必要になります。
簡単な作業のようですが、休日や日々の仕事後の隙間時間に書類を作成しなければならないのは意外と苦痛を伴うのです。
ひな形は作成し、使い回せるような準備は最低限しておく必要があります。
面接日時の調整が難しい
転職活動で最大の山場が面接です。
しかし、日々仕事をしていると、なかなか志望企業との面接日時の調整が出来ない場合があります。
有給休暇をある程度自由に使える会社であれば、申請していけば良いでしょう。
しかし、有給休暇を簡単に消化させてくれない企業の場合は、面接日時の調整が難しくなります。(有給休暇は労働者の権利ですが、雰囲気的に消化出来ない企業は多く存在します)
企業によっては、土日に面接の機会を設けてもらえる場合や、仕事後の遅い時間に面接をしてもらえる場合があるので、都度都度調整をしていきましょう。
長期化すると転職活動が面倒くさくなる
ここまで述べてきたように、在職中の転職活動は、休日や仕事後の隙間時間を使っていかないとスムーズに転職が出来なくなり、長期戦になることも視野に入れなければなりません。
すると、意欲的だった転職活動にも関わらず、作業や面接日時の調整が多くなり、転職活動自体が面倒くさくなります。
もちろん、今の職場で続けていくことは悪いことではありませんが、せっかく転職活動を始めたのに、転職をストップさせるのはもったいないですよね。
何かを悩んだり、もっと生活を良くするために転職へと動き出したはずです。
一度転職をすると決めた理由を思い返してみましょう。
内定後の入社時期の調整が難しい
現職との兼ね合いで、内定後の退職・入社時期の調整も難しい場合があります。
通常は「退職届」を出してから14日で退職出来ると民法で定められていますが、会社の就業規則に定められている期限で退職をしたほうが、揉めずに円満退職が出来るでしょう。
転職を意識し始めたら、「就業規則」を一度読み返す必要があります。現職の就業規則で定められている退職時期を内定先に説明し、入社時期を調整していきましょう。
在職中に転職活動をするメリット3選
次に在職中に転職活動をするメリットを挙げていきます。
- 仕事をしているので金銭的な不安が無い
- 次の仕事までブランクが無い
- 仮に転職出来なくても、現職で働き口はある
仕事をしているので金銭的な不安が無い
在職中に転職活動をする最大のメリットは金銭的な不安が無いことです。
一人暮らしの人は、家賃・光熱費・インターネット代など、毎月の出費があります。
多くの人は10万円前後は出費しているのではないでしょうか?
しかし、在職中に転職活動をすれば、金銭的な不安はないので、精神的にも良いのです。
仮に貯金をすり減らしながら、転職活動をしていると、面接時に焦りも伝わってしまうでしょう。
金銭的な余裕は精神的な余裕にも繋がります。まさに、在籍中の転職活動の最大のメリットですね。
次の仕事までブランクが無い
仕事を辞めてからの転職の場合、次の仕事が決まらなければ退職後から空白期間(無職期間)が空きます。
すると、面接時に「退職後の空白期間は何をされていたんですか?」などと、突っ込まれることがあります。
また、ブランクがネックになり志望企業に落ちていくと、志望度の低い会社からの内定出た場合に、妥協して入社してしまうことがあるのです。
そして、中途半端に転職をしてしまい、のちのち「こんなはずじゃなかった...」と、後悔する可能性もあります。
仮にすぐに転職出来なくても、現職で様子見が出来る
在職中の転職活動の大きなメリットとして、すぐに良い会社が見つからなくても、現職を続けながら様子見が出来ます。
ここまで挙げてきたように、在職中の転職活動のメリットとして、「金銭的な不安がない」と、いうことをお伝えしてきました。
金銭的不安があると精神的にも辛くなり、焦った転職をしてしまい、最終的に後悔する...これが最悪のパターン。
在職中であれば、お金の心配がないので、「働き口がなくなって、ご飯が食べられなくなる」と、いう心配はなくなります。
仮にすぐに良い会社が見つからなくても、良い求人が出るタイミングまで情報収集や準備をしていけば良いのです。
転職活動を始めるのであれば転職サイトは常にチェックしよう
転職活動をするのであれば、在職中か退職後に関わらず、まずは在職中の今、「転職サイト」に登録をすることから始めましょう。
在職中から企業・業界の情報や、求人情報をチェックしておくことで、転職活動に一歩足を踏み入れたことになります。
すると、転職への意欲も高まり、入ってくる情報に対してもアンテナが高くなるので、一気に転職への意欲が増すでしょう。
その勢いのまま、終業後や休日もしっかり集中して転職活動をおこない、良い転職先が決まればベスト。
仮に在職中に内定が出なくても、あらかじめ転職サイトに登録をして、日々情報を追っていれば、退職後に本格的に転職活動のスタートを切る準備にもなります。
想像してみてください。
退職後に転職サイトに登録して、サイトの使い方や求人の見方を1から覚えて転職活動をするよりも、在職中にサイトの使い方をある程度おさえておくだけでも、スタートで出遅れることはないでしょう。
転職エージェントの登録は 、電話面談や面談があるので、現職で忙しい場合は転職サイトを日々チェックしていくことから始めれば最低限OKです。
仕事に余裕が出てきたり、1人で行う転職活動が苦しくなってきたら転職エージェントに登録をして、転職のプロに相談しながらキャリアを考えていきましょう。
よく聞く転職サイトと、転職エージェントの違いは次の通りです。
- 転職サイトは自分で求人を探し、応募する形式。全ての流れを自分でおこなうことになります。(個人で転職を進めたい人向け)→オススメの転職サイトは、業界大手のリクナビNEXT
- 転職エージェントは、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策、企業選び、企業へのあなたの推薦、年収交渉などの転職の「困った」をサポートをしてくれます。(プロに相談しながら転職を進めたい人向け)
繰り返しになりますが、通勤時間や隙間時間に気になる求人をチェックしておくだけでも、企業情報が入っていきますし、良い求人とめぐり合う可能性があります。
少しだけ日々の隙間時間を使って求人のチェックはして下さいね。
オススメの求人サイトは業界大手のリクナビNEXTです。
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転職希望者は、まずリクナビNEXTから登録することは、もはや必須とも言えますね。
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まとめ
今回挙げたデメリット、メリットをもとに、
現状のあなたの仕事の都合に合わせて、在職中に転職をするかどうかを選んでいけば良いでしょう。
また、いずれ転職をすること自体決定的なのであれば、在職中に出来る準備は少しでもしておいた方が良いです。
というのも、仮にデメリットの面が大きすぎて在職中に内定までたどり着けなくても、常に情報を追って転職活動に足を踏み入れている状態にしておけば、退職後の転職活動へスムーズに移行できるからです。
現職中に下記の転職準備を始めることをオススメします。
- 転職サイト(余裕があれば転職エージェントにも)あらかじめ登録する
- 気になる業界や企業について調べる
- 必要書類のひな形を作る
- 筆記対策をする
出来る準備から少しずつ始めて、良い転職先を見つけていきましょう!