転職で天職を見つけよう

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転職をしたいと思った瞬間、すぐ立ち止まって「やっぱり無理だ...」と諦めていませんか?

転職のカギ!ブラック企業の見分け方を知ろう!

今の職場がブラック企業だから、転職先はブラック企業を避けたい。

 

「でも次の会社もブラック企業だったらどうしよう...」と、考えてしまい、尻込みをしていませんか!?

 

尻込みをしてしまう気持ちは分かりますが、ご安心を。

 

ブラック企業かどうかの判断は、入社前の情報収集で簡単に出来るようになります。

 

今回は、転職後に「失敗した!」と後悔する可能性を低くする為に、ブラック企業の見分け方を紹介します。

 

是非、参考にして下さい!そして、希望の企業に入る準備を整えていきましょう!

そもそもブラック企業とは!?

ブラック企業という言葉自体は、2000年代後半に登場し、今ではネットやニュースでも話題になることが多いワードですよね。

 

就活生や転職を考えている人が絶対に避けなければならないのは、ブラック企業に入社することです。

 

では、そもそもブラック企業の定義はあるのでしょうか!?

 

実はブラック企業には明確な定義はありません。

 

一般的には、「劣悪な労働環境」、「社員の使い捨て」を指すことが多いです。

ブラック企業の4つの特徴

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次にブラック企業の特徴を詳しく見ていきましょう。

  • 長時間勤務が当たり前
  • パワハラなどハラスメントの横行
  • 残業代や手当が未払い
  • 従業員を追い込み退職させて新しい従業員を入社させる

長時間勤務が当たり前

労働基準法32条によると、労働時間は1日8時間、1週40時間です。

 

しかし、世の中には、朝出勤をして、日付をまたぐような時間まで仕事をしている人がいます。

 

1カ月の時間外労働の時間数が100時間を超える場合、または、月80時間を超える時間外労働が6カ月以上続いた場合は、厚生労働の定める「過労死等」にあたるのです。

 

あなたの労働時間は適正な労働時間でしょうか。是非一度確認してください。

引用:厚生労働省 

https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000138040_1.pdf

パワハラなどハラスメントの横行

上司や先輩社員から悪質ないじめにあったり、限度を超えるような怒鳴られ方をされるなど、パワハラやモラハラが横行しているのもブラック企業ならではですね。

 

もちろん、仕事なので上司が部下を叱ることはどこの企業でもありますが、人格否定や暴力をするような指導は明らかに間違っています。

 

しかし、ブラック企業は会社として法令順守に対する意識が低い為、このようなハラスメントが横行しまう傾向にあるのです。

 

相談出来る上司や部門があれば良いのですが、企業文化として悪習がしみついているとかなり厄介です。

残業代や手当が未払い

サブロク協定という協定を結んでいれば、従業員を残業させることは違法ではありませんが、残業代を支払わなくても良いということではないです。

 

固定残業制として、あらかじめ給料に固定残業代を含んでいる企業もありますが、この固定残業代分の時間を超えた場合は、別途で残業代を支払わなければなりません。

 

しかし、ある程度の時間になると退社のタイムカードを押させて、そのまま残業を続けさせたり、自宅で残業をさせたりする会社もあります。

 

筆者が入社したブラック企業では、そもそもタイムカードが無い会社もありました。

 

タイムカードがない=労働時間が分からないですからね。このような会社は本当に悪質極まりないです。

引用:厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/content/000350731.pdf

 

従業員を追い込み、退職をさせて、新しい従業員を取る

会社への不満が積もりに積もった結果、離職率が高くなるのがブラック企業特徴の1つです。

 

ここまで見てきたように、心身共に追い込まれた状態になると、従業員は退職を選択します。

 

すると、新しい従業員を入社させ、劣悪な労働環境で働かせ...と同じことを繰り返します。

 

ブラック企業は従業員を使い捨て要員としてしか見ていません。

 

また、離職率が高いことの裏返しとして、従業員はある程度辞めるものと考えているので最初から大量採用している場合もブラック企業の特徴と言えます。

ブラック企業を事前に見分ける方法

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ここまでは、ブラック企業の特徴を挙げてきました。

 

これらの特徴を事前にどこまで把握できるかが、転職でブラック企業に入らない為に必要になります。 では、詳しく見ていきましょう。

求人募集ページをチェックしよう

求人募集ページはブラック企業かどうかポイントが多くあります。 絶対に抑えてほしいので、要チェックです。

 

  • 従業員数に対して募集人数は適正か

 

従業員数に対して募集人数が適正かを見てください。

 

前項でも述べたように、ブラック企業は入社してもある程度辞めることを想定するので、多めに募集をかける傾向にあります。

 

例えば、従業員50人に対して5~10人も一気に募集していたら明らかにおかしいですよね。

 

よほど業績が良く、新規事業の立ち上げを計画している場合などは別ですが...。

 

求人募集ページまたは、企業のホームページに年度の売上高が記載されている場合があるので、売上高をチェックするのも良いですね。

 

売上がさほど変わらないのに募集人数が多いのは明らかに不自然です。

 

  • 若さを売りにしている企業は要注意

 

次に、若さを売りにしている企業も注意が必要でしょう。

「20代で経営幹部に」、「従業員の平均年齢は20代後半です」のような言葉があると、印象は良さそうですが本当にそうでしょうか!?

 

創業間もないベンチャー企業は別ですが、 会社として20年、30年経営している中で、このような言葉を売りにしている企業は長期的なキャリアを積んだ人が少なく、従業員が入れ替わり激しいと予想出来ます。

 

  • 1年中求人募集をしている企業はそれだけ人が定着していない証拠

 

求人ページで目ぼしい企業があったら、その企業+求人で検索することをオススメします。なぜかと言うと、過去にいつ求人を出しているかが追えるからです。

 

すると、「この企業1カ月前に同じ求人募集かけている」、「ほぼ1年中求人募集かけている」と、情報を得ることが出来ます。

 

「1カ月前に入社した人は定着しなかったんだな」、「1年中募集しているということは人が定着しない環境なのか」と予測が出来るようになるでしょう。

転職口コミサイトは生の情報で満載

転職の口コミサイトは現従業員や元従業員の生の声が手に入る貴重な情報源です。

 

募集ページや募集要項などと条件や言っていることが合っているか照らし合わせてみることをオススメします。

面接時や会社訪問時にチェックすること

ここまでは面接に移る前の事前準備でしたが、面接時や会社訪問時でチェック出来ることも沢山ありますよ。

  • 社員の態度

常に人が入れ替わっているような企業では、面接も常に行なわれているので、現状その企業で働いている人も、応募者に対してあまりに気に留めない傾向があります。

 

すると、電話対応や会社への訪問時もそっけない態度や面倒くさそうな振舞いをするかもしれません。

 

また、「怒鳴り声が聞こえる」、「社員の雰囲気が暗い」など、社内の雰囲気を感じ取ることが出来る場面があればチェックして下さい。

 

  • 面接ではどんどん質問しよう

 

面接ではあなたが気になっていることをどんどん質問しましょう。

 

なぜ今回募集をかけているのか。社員の定着率は。労働条件は。

 

これらをしっかりと答えられるかどうかは、ブラック企業かどうか1つの基準になります。 このあたりの質問に、しどろもどろになる面接官では会社の悪いところを隠している可能性が非常に高いです。

 

内定が出た場合も一旦しっかりと考えてブラック企業かどうか見極めを!

まとめ

今回はブラック企業の特徴と見分け方をみてきました。

 

転職希望者にとって、転職先がブラック企業かどうかはかなり重要な要素になります。 ここでブラック企業に入ってしまうと、辛い社会人生になります。

 

反対に、ホワイト企業に入れれば、一気に充実した社会人生活を送れるようになるでしょう。

 

是非、ブラック企業を見分ける力をつけて頂き、転職活動を成功させてください!