【考察】社内ニートは耐えられない!脱出方法を解説!
あなたは「社内ニート」になっていませんか?
社内ニートの人達は、「職場に行ってもやる仕事がない」、「ネットサーフィンや掃除しかやることがない」など、会社に行っても全く業務をしない人達のことです。
もちろん、月々の給料は出るので、一見、楽そうで、羨ましいという意見もあるでしょう。
しかし、この先何十年と続く会社員生活で「社内ニート」で終わるのは非常にもったいないことだと思います。
今回は社内ニートを脱したい人へ、脱出方法を解説していきます。
社内ニートの特徴とは?
社内ニートは出勤してもやることがない人達のことを指します。
主な特徴としては、
- 仕事を振られない
- 始業から終業まで暇
- 雑用しかやることがない
- デスクとトイレの行き来ばかり
- やることがないので掃除をしている
- やることは無くても月給は支払われる
- 周りに良く思われていないので話す相手がいない
などが挙げられます。
いわゆる、会社や上司に「干されている」状態ですね。
社内ニートになる原因は?
企業は本来、社員を入社させるのには「活躍をしてほしい」、「人手が足りない」、「将来を担ってほしい」という希望から求人を出します。
求人を出し、人を雇うのには当然費用もかかっているのです。
それにも関わらず、仕事で「干す」ということは何かしら原因があることは明白。
社内ニートを生む原因は次の通りです。
- 仕事をまったく覚えられない
- 仕事のスピードが人より何倍も遅い
- やる気を感じないので仕事を振らない
- 仕事を教えても態度が悪く、上司から干される
- 人の入れ替わりが激しく、新人に対しての教育不足
などが考えられます。
これらの原因を大きく分けると二つのことが浮かび上がります。
一つ目は社内ニートになってしまう「本人」の仕事に対する姿勢の問題。
仕事であまりにもミスが多かったり、スピードが遅いと、周囲としても仕事を振ることが怖くなってしまいます。
二つ目は会社側の社員研修の制度がしっかりしておらず、教育が行き届いていない場合です。
人の入れ替わりが激しい会社に多いのですが、しっかりとした社内教育を受けた人が少ないので、新しく入ってきた人に対して仕事を教えられないパターン。
すると、仕事を振ることが出来ずに、結果として新しく入ってきた人が社内ニートになってしまうのです。
やる気があって入社したのに、仕事教えてもらえないのは本当に辛いですよね。
仕事を教えてもらえない人は、こちらの記事も合わせて参考にして下さい。
周囲の目は冷ややか?
前項では、社内ニートの特徴と原因を見てきました。
このような、社内でやることのない人たちに対して周りは冷ややかです。
当たり前ですが、仕事量が全然違うのに、社内ニートでも給与は発生しているのは納得できない人もいるでしょう。
また、仕事をしなくてもお金はもらえるので「羨ましい」なんて意見もあります。
社内ニートのリスクは?
「何もしなくてもお金がもらえるなんて最高じゃないの?」と思うかもしれません。
もちろん、ほとんど働かなくても収入が発生しているということで言えば、社内ニートは良く見えます。しかし、当然社内ニートにはリスクもあるのです。
経営状態が悪くなればリストラ候補
一番大きなリスクは間違いなく、将来のリストラ候補でしょう。
経営状態が悪くなってきた時には、コストカットを企業はしなければなりません。
当然、「人件費」は毎月固定で出ていくお金なので、企業側も「社内ニート」を雇っておく余裕はなくなります。
通用するスキル・経験が無い
前述したことに共通しますが、社内ニートは仕事をしてこなかった為、仕事上で身に付くスキルがほぼ無いと言っても良いでしょう。
また、活かせられる経験もないので、リストラにあった時に転職するのも大変になります。
脱・社内ニート!仕事を振られるようになろう!
前述したように社内ニートは「今」は良くても、将来的なことを考えると脱出するべきです。では、出来ることを考えていきましょう。
何と言っても、社内で必要とされる社員を目指していく必要があります。
- 自分から仕事をもらいに動く
- 時短を意識して仕事に取り組む
- ミスが無いよう、しっかり確認を取りながら仕事をする
- 上司や先輩の言うことは素直に聞く
- 挨拶をしっかりして、コミュニケーションを積極的にとる
など、出来ることから少しずつ始めていくことをオススメします。まずは社内に馴染むことを優先していきましょう。
「脱・社内ニート」を目指していく上では、自分から積極的に行動することです。
何も動かなければ仕事は舞い込んできません。
最初はかなり辛いかもしれませんが、与えられた仕事はしっかりと行ない、一つ一つ成長していきましょう。
小さな積み重ねが認められれば、周囲の評価も変わってきます。
こちらの記事を参考に、社内で馴染めるよう動いてみてください!
今の職場で挽回が厳しければ転職をしよう
今の職場で、「社内ニート」から挽回し、信頼を得ていくのは難しいと思う人は、転職で環境を変えてしまうことをオススメします。
正直なところ、0から新しい人間関係や信頼を作っていくほうが「楽」です。
というのも、今の職場での評価はかなり低く、これを挽回するのは相当の努力が必要。
また、職場とあなたの相性が合っていない可能性も十分考えられます。
筆者も、ある職場では「使えない社員」としての評価でしたが、転職で入った会社では「しっかり仕事をする」、「周囲とコミュニケーションが取れる」と言われることが多くなりました。
このように人間は入った会社でまるっきり評価が変わるのです。
ですので、一度は今の会社で挽回することを努力して、厳しいようであれば転職をしてやり直しましょう。
こちらの記事に「環境が変われば人の評価は変わる」と、いうことを書いてますので、合わせて参考にしてください!
転職の方法は?転職サイト・エージェント利用をオススメ
転職の方法としては、大きく分けて2パターン。
転職サイトを利用するか、転職エージェントへ登録し、転職を進めることが主流です。
「転職サイト」と、「転職エージェント」の違いは次の通り。
- 転職サイトは自分で求人を探し、応募する形式。全ての流れを自分でおこなうことになります。(個人で転職を進めたい人向け)→オススメの転職サイトは、業界大手のリクナビNEXT
- 転職エージェントは、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策、企業選び、企業へのあなたの推薦、年収交渉などの転職の「困った」をサポートをしてくれます。(プロに相談しながら転職を進めたい人向け)
まずは、暇な時間に転職サイトをこまめに定期的にチェックしておくだけでも、一歩前進です!
もしも、気になる企業があれば、求人をストックしたり、思い切って応募してみるのも良いですね!行動に移していくことが転職への近道です!
社内ニートの人は「いまを変えたい」という気持ちが強いと思うので、転職をより成功に近づける為には「転職エージェント」を利用することをオススメします。
というのも、転職サイトは自分で求人を探して応募し、面接対策までしなければなりませんし、本当に自分に合う会社に入れるかも判断がつきませんよね?
転職エージェントを利用することで、キャリアアドバイザーとの面談を通し、あなたに合う会社選び、履歴書や職務経歴書のアドバイス、志望先の情報、年収交渉などを一緒に解決出来るのです。
- リクルートエージェント(公式サイト)
- doda(公式サイト)
まとめ
今回は社内ニートの特徴と原因、そして脱出法まで見てきました。
社内でやることが無く、暇を持て余しているのであれば、自分から積極的に仕事をもらいにいきましょう。
もしも、今の職場では「ムリ」だと思うのであれば、転職で0からリスタートを切れば問題ありません。
繰り返しますが、人の評価や立場は入る会社で絶対に変わります。
ですので、あなたが力を発揮できる会社は必ず見つかるはずです。
「自分は仕事が出来ない奴なんだ...」と諦めることだけは絶対にしないでくださいね!