【失敗しない】年上部下への接し方を考えよう!
年上部下への接し方に苦労していませんか?
中途採用の多い会社では、自分よりも年上の人が入社をしてくる場合があり、年上部下とのコミュニケーションの取り方で悩んでいる人も少なくないでしょう。
世の中の流れとしては、転職をすることはもはや当たり前の時代ですので、今後も「年上部下」・「年下上司」の関係性で悩む人は増えていくと予測します。
今回は、そんな年上部下と、どう接していくかを考えていくので、参考にし、実践してみてください!
年上部下を持った時の基本的な考え方
役職につくと、自分のことを優秀だと思い、役職がついていない人に対して偉そうな態度をとる人も少なくありません。
確かに、一定の成果をあげていて、上司や会社側から評価されていることは素晴らしいことです。
しかし、年上部下が出来たときに横柄な態度で接することはオススメしません。
「人生の先輩」である年上部下からも教えてもらうことはあるでしょうし、いずれ年上部下の方が上の役職につくことも十分にありえます。
想像してください。
年上部下が出来た直後はあなたの方が上の立場であっても、数年で立場が逆になった時のことを。
仮に、あなたが年上部下に対して横柄な態度をとり、不快な思いを相手にさせてしまっていたら、立場が逆転した時にどうしようもないほど屈辱的でしょう。
いつ、誰が、どのポジションに就くかは分かりませんので、例え、現状あなたの方が立場が上であろうとも偉そうな態度をとることは避けるべきです。
また、周りから見ても気持ちの良いものではないので、自分の評判を落とさない為にも、年上部下との接し方には注意していきましょう!
基本的な考え方は相手を不快にさせないことです。
年上部下との接し方とは
役職に任命され、年上部下が出来ると接し方に迷いますよね?
転職をすることが当たり前の状況を考えると、中途で入ってきた人が年上の可能性は十分にあります。
そんな、年上部下との人間関係で悩まない為には、接し方を少し気を付ければ大丈夫!
敬語・敬称を使えばお互い不快な思いはしない
まずは、基本中の基本ですが、敬語を使って接していきましょう。
また、相手の名前を呼ぶときは「○○さん」と、敬称を使うことも忘れないでください。
会社の中では役職に任命されていることで、基本的には指示を出す側と、従う側に別れますが、 年下にため口で話され、呼び捨てや、「○○君」と呼ばれては良い気持ちをしない人もいるでしょう。
良い指示を出すために考えること
上司という立場上、相手が年上だろうと指示を出さないといけない場面が必ずあります。
では、どのような指示を出せば良いかというと、「依頼」をベースに指示を出していくことがオススメです。
「~してもらえますか?」、「~お願い出来ますか?」、「~を済ませてもらえますか?」など依頼をするような形で指示をしていくことをオススメします。
一方、あまりオススメではないのが「命令」をベースに指示を出すこと。
「~しておけ」、「~するな」、「~をいつ終わらせるか報告しろ」などの命令口調は相手も良い気持ちはしませんね。
年上部下がミスをしたらどう指導するべきか
時には年上部下が業務上でミスをすることもあるかもしれません。
そんな時、どう指導をしていくべきかというと、他の同僚がいる前では叱らないことです。
別室で二人になり、ミスの原因や改善策を指導することをオススメします。
また、人格を否定するような指導はNG。 「どうしてミスが起きたのか」の原因を考えてもらい、報告をするよう指示しましょう。
反論ばかりのモンスター部下の場合は1人で抱え込まないこと!
ここまで述べてきた、相手を尊重し、不快な思いをさせない接し方をすることで年下上司・年上部下の人間関係が悪化する可能性はかなり下げられるでしょう。
というより、相手を尊重し歩み寄ろうとしている行動に対して、指示を無視したり、事あるごとに反論をしてくるような「モンスター部下」の場合は、あなたより役職が上の上司や同僚に相談しましょう。
モンスター部下を相手に、1対1でのやりとりではあなたのストレスが溜まります。
仕事をしている理由を改めて考えて見てください。指示を無視し、反論してくる年上部下の為に働いているわけではないはずです。
そのような人を指導するのは、会社の役割(そもそも採用担当の責任)であって、あなた1人で悩むことではありません。
そして、明らかに会社に不適合な年上部下でしたら、周囲もあなたの味方になってくれるでしょう。
相手に歩み寄る努力をしても改善されないようでしたら、悩まずに周囲を頼っていくことがベストです!
まとめ
年上部下との接し方を見てきました。
実力主義や転職活動の活発化に伴い、今後「年上部下」、「年下上司」が数多く生れるでしょう。
今回述べたように、まずは歩み寄ることが基本です。
これは年下上司側だけではありません。 年上部下側も双方歩み寄ることが何よりも大事です。
ですので、 あまりにも態度の悪い、年上部下がいる場合は、絶対に1人で抱え込まないようにしてください!
せっかく役職に任命されているのに、 「年上部下とのストレスで会社を辞めたい...」と、なってしまうのは非常にもったいないことです。 個人で解決できないことは、周りを頼っていきましょう!
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