【良い?悪い?】若者は仕事よりプライベートを優先したい!
あなたは仕事とプライベートどちらが優先ですか?
筆者が上の年代や、企業の経営者層の人達と会話をすると、仕事を優先してきた人達が圧倒的に多い印象です。
朝も始業時間の何時間も前から1日の準備を始め、夜も終業時間後まで当たり前のように何十年も働いてきたという人達ばかり。
一方で、若者は仕事よりプライベートを優先するという世の中の流れがあります。
まさに「働き方」の捉え方が変わりつつある今、将来に向けての働き方を考えていきましょう。
若者の約8割は仕事よりプライベートを優先する傾向!
驚くべきなのか、当たり前の流れなのか、2018年度の日本能率協会の新入社員意識調査報告書によると、新入社員の約75%が「仕事よりプライベートを優先したい」と、答えています。
過去、2012年が61.9%で2014年は65.1%と数字ということもあり、ここ数年で更に仕事よりプライベートを優先したい若者が増えている結果が出ました。
この結果からも見えるように、仕事を朝早くから夜遅くまで一生懸命やり、収入を得る働き方は時代に合わなくなってきていますね。
引用:日本能率協会
若者は労働に対して好景気のニュースに触れてこなかった
高度成長期の日本は、一生懸命働けば、働いた分だけ収入が伸び、良い生活が出来る希望がありました。
しかし、バブルが弾けた後に生まれた世代は、TVや新聞で「不景気」という言葉を常に見てきたこともあり、仕事に対して前向きになれないのではないでしょうか?
また、労働者を劣悪な環境で駒のように扱い、精神を病むまで追い詰めるような「ブラック企業」の存在が大々的に取り上げられるようになったことも原因の一つと予想されます。
時代は仕事よりプライベート。実現させるためにはどうすれば良い?
ここまで見てきたように、若者は仕事よりプライベートを優先する傾向が強まってきています。
しかし、多くの人は仕事に追われ、中にはブラック企業で働いている人も大勢いるでしょう。
大前提ですが、私たちは基本的には仕事をし、対価として収入を得て暮らしています。
仕事をしないで、楽をして生きていきたいというのは、なかなか厳しい世界。
その中でも、なるべくプライベートを優先させていくにはどうするべきなのかを考えていきましょう。
労働環境の良い会社へ入る
「仕事よりプライベートを優先」をより近づけるには、劣悪な環境のブラック企業にいては絶対に成しえません。
あなたの貴重な時間と、健康を奪うだけのブラック企業からは、1日でも早く転職をしてほしいと強く思います。
そして、ブラック企業とは逆の、労働環境が良い「ホワイト企業」へ転職することが必要。
プライベートを優先したいということは、
- 残業が少ない
- 有給休暇をしっかり消化する
- 休日出勤がない(あっても代休をしっかりとれる)
この辺りを優先的に考え、会社選びをする必要があります。
プラスα?ホワイト企業+副業で時間とお金を得る生き方
プライベートを優先するにはホワイト企業へ入ることが近道だと述べてきました。
残業が少なく、休みもしっかり取れることで、プライベートは優先出来るようになります。
仕事が18時位に終われば、そこからはほぼ自由な時間。
有給も取れれば、大型連休を自分で作ることが出来ます。
しかし、この自由な時間を、遊びだけに使うのではなく、少しだけ頑張って副業を始める時間に使うのも「長い目で見た時に」有効かもしれません。
現在、国も副業を推し進めたい考えで、副業を奨励する企業も少しずつ増えてきています。
何故、国も副業を推し進めているのかを考えると、「会社や国に頼らず、自分で食べていける力を将来的につけてね」というメッセージが込められていると予測します。
若い世代は、ここまでも景気の良いニュースをほとんど触れてこなかった人達です。
年金も貰えるか不透明で、貧困差も広がると予想されている中で、自分の力で副収入を得られるようになると、将来的に困ることもないかもしれません!
自由な時間を少し勉強に使い、新たな収入源を作ることが出来れば、よりプライベートも充実させられますね!
※ここでの副業は、居酒屋やファーストフード店で仕事の後に仕事をするような副業ではありません!
スキルが上がり、将来的に個人としての市場価値が上がるような副業です。
まとめ
約8割の人が、仕事よりプライベートという調査結果には、驚いた人も多いのではないでしょうか。
筆者は、50代以上の世代や、経営者の人達と仕事で関わることがありますが、仕事中心の生活の人達が多いです。
朝も始業の何時間も前から仕事を開始し、夜も遅くまで当たり前のように仕事をしているのです。
しかし、今の若者のような働き方の意識の変化も、決して間違いではありませんし、時代に沿ったものだと思います。
その中で、ホワイト企業を目指すことと、ホワイト企業で副業を始めるということをオススメしました。
今回の記事であなたの「働き方」に変化があれば嬉しいです!