仕事の飲み会は何故苦痛なのか?
新入社員歓迎会、忘年会、新年会、送別会と職場では何かと飲み会が開催されますよね。
このような行事以外でも、部や課での飲み会や、上司の誘いなどで少人数で飲み会が開かれることも多々あるでしょう。
お酒が好きな人や、上司や同僚とコミュニケーションを取りたい人は、良いかもしれません。
しかし、仕事の愚痴や上司からの説教に、うんざりしている人も多いのではないでしょうか。
仕事の飲み会についての考察します。少しでも無駄な飲み会への参加を減らしていきましょう!
飲みに行きたくない人にとっては苦痛の時間!?
とりあえずお酒が飲めれば良いタイプの人は、職場の飲み会もそこまで苦ではないと思います。
また、仕事に対してモチベーションが高く、同僚や上司の話を職場以外でも聞きたい意欲の高い人も、飲み会は苦にならないでしょう。
しかし、そもそも飲み会が嫌いな人や、定時後まで会社の人と付き合うことが嫌な人からすると、飲み会は本当に苦痛な行事になります。
何故職場の飲み会が苦痛なのか
- 定時後まで職場の人と一緒に居たくない
- 嫌いな上司や先輩に怒られ、つまらない飲み会になるのが明白
- お金と時間、両方が無くなる
- 常に気を使わないといけないポジションで精神的にキツイ
などが挙げられます。
仕事の飲み会=残業!?
仕事の飲み会は残業しているのと同じなのです。
18時過ぎから飲み始めて、終電近くまで飲むと、普段の残業よりも長くなるのではないでしょうか。
会社主催の飲み会以外は、基本的に自由参加が多いと思いますが、若手社員が毎回のように上司や先輩の誘いを断ることは難しいはずです。
このように、不本意に参加している飲み会は、定時後に残業をしていることと変わりありません。 当然残業代も無し。
それどころか、上司がご馳走してくれない場合は、サービス残業した上にお金が減っていく感覚です。
飲みニケーションは必要なのか?
職場の飲み会の推進派は、飲み会を通して本音を話すことで職場の一体感を引き出すことを主張します。
これには一定の効果もあります。
しかし、飲みニケーションで社員全員が仲良くなれるかは疑問ですし、仕事の人間関係をフラットに考えている人や飲み会が嫌いな人にとっては必要のない行事の1つです。
飲み会の席で上司からねちねちと小言を言われたり、怒られたりして、苦手な上司をさらに遠ざけるきっかけにもなってしまうこともあります。
また、本来は職務中に職場の人間関係を円滑にしたり、部下のマネージメントをすることが、上司の役割のはずです。
飲みニケーションで自己満足に陥っている上司が多くいるのが現状でしょう。
「お酒が入れば社員全員の親睦が深まる」と、いう考え方は古くなってきていると上の世代の人に分かってもらいたいですよね。
自分ルールを作り、飲み会参加率を調整しよう
飲み会が好きな上司や先輩からすると、誘いについてくる部下の方がかわいいでしょう。
当然、毎回飲み会を断る部下と比較すると印象は違ってくるのも間違いないはずです。 そこで、自分なりのルールを決めてみることをオススメします。
毎回断っていると印象が良くないので「2回に1回は参加する」、「月に1回は参加する」などです。
次第に周囲も「あいつはたまに参加する奴」という認識が当たり前になっていきますよ。
筆者自身、会社の飲み会は必要ないと考えているので、自分ルールを決めて数回に1回だけ参加して周囲とのバランス取るようにしています。
裏ワザ!?飲み会に行かず印象をよくする方法
筆者が実践している裏技です。
飲み会に行かず、上司に対する印象の良くなる方法があるので1つ紹介します。
- あらかじめ上司のスケジュールを確認し、絶対に飲みに行けない日にこちらから飲みに誘う
です。(笑)
例えば、上司が接待でお客さんと飲む日や、次の日の朝早くから大事な打ち合わせがある日の情報を把握します。
そして、その日にピンポイントでこちらから誘って断られるパターンです。
言われた側も、部下から慕われていると思ってもらえるので、印象は良くなりますよ。 また、この場合は上司も飲み会を断ってくるので、次回以降上司からの誘いも断りやすくなります。
ただし、上司のスケジュールが急に空いたりする場合などもあるので、その辺は見極めて使ってみてください。(笑)
まとめ
職場の飲み会に否定的な人の考え方として、職場の飲み会=残業です。
なるべく、時間とお金を消費する飲み会には参加したくないですよね。
しかし、風潮的に若手社員の方は毎回毎回上司や先輩の誘いを断ることは厳しいかもしれません。
職場の飲み会が嫌な人は、自分ルールを作って参加頻度を調整していきましょう。
自分達が上の世代になり、部下を持った時には、部下が嫌がるような飲み会の回数を減らしていきたいものです!!