転職を親に言えない場合はどうするべき?
転職を考えているけど、親に言えなくて悩んでいる人も多いと思います。
親と仲がよかったり、返しきれない程の恩がある方は、余計な心配をかけたくありませんよね。
しかし、あなたが理想の社会人生活を掴みたいと考えているとすれば、親に転職のことを言い出せず、一歩踏み出せないのは本当に勿体ないことです。
今回は転職について、どう親と関わっていくかを書いていくので、この機会に親との関わり方を考えてみてください!
何故、転職について親に言えないのか?
転職を親に言えないパターンとしては、 心配をかけたくない 。学校を卒業させてもらっているのに申し訳ない 。単純に怒られるのが嫌だ。このあたりの理由が多いでしょう。
親に心配をかけたくない
特に、親と仲が良い場合は、転職に関して言いにくいのかもしれません。
親は子供には幸せになって欲しいものなので、「転職をしたい」と聞くとマイナスのイメージを持ち、心配になるのも仕方ありません。
終身雇用が当たり前の世代は、「1つの会社で定年を向かえるまで働くことが当たり前」という認識の人も多いのです。
この辺りは、完全に世代間の認識のギャップと言えますね。
学校を卒業させてもらっているのに申し訳ない
学校を卒業するのにあたり、ほとんどの人は親の援助ありきです。
今までしてもらってきた分を、恩返しをしていくと考えていたのに、転職を言い出すなんて親不孝で申し訳ない。
恩返し出来ずに、もどかしい気持ちになりますよね。
単純に怒られるのが嫌だ
昔から自分のしたいことを言うと、反対されて怒られる。
幼少期から親の敷いたレールで進路を決めていくことが当たり前だった人にとっては、転職をしたいなんて言えば絶対に怒られるし、言い出すことが難しいかもしれませんね。
その転職は親の為?あなたの為?
親に心配をかけたくない。申し訳ない。怒られたくない。
このような感情は転職希望者のほとんどは持つでしょうし、決して悪いことではありません。
特に、心配をかけたくない気持ちや、申し訳ない気持ちは親との関係が良好である証拠。
しかし、転職に関しては親の為ではなく、あなた自身の為に行なうべきです。
転職先を決めてから報告してみては?
転職に関してマイナスのイメージを持っている親は、事前に転職をする意思を伝えると、心配になり、反対するかもしれません。
しかし、特に親の援助なしで転職する人は、転職先を決めてから報告するのはどうでしょうか。
親の援助なしで新しい職場を決めることは1人の自立した大人としての行動です。
また、転職先が決まっていれば、親は必要以上に不安に思うこともありません。
転職先を決めて、転職先で頑張る意思を伝えることがオススメです。
転職する意思を事前に報告する場合のポイント
基本的には親に援助して貰う場合でなければ、転職に関して事前に親に相談する必要はないと思います。
しかし、「親に隠し事をしているみたいで嫌だ」と、言う方は下記のことをしっかりと伝えましょう。
- 何故転職したいのかを伝える(人間関係が耐えられない、もっと自由な時間が欲しい、給料をあげたいなど)
- 転職までのプランを伝える
何故転職したいのかを伝える
親は子供に対して幸せになって欲しく、つい心配をしてしまい、口を挟みたくなってしまいます。
単純に転職をしたいと言っても、すぐに理解して貰えるケースは少ないでしょう。
親世代が20代・30代の時と今の時代では労働に関する考え方や価値観も異なります。
ここのギャップを埋めるような説明やあなたの転職に対する意思をしっかりと伝えましょう。
自身が悩んでいることや、意思を伝え、どうしても転職をしたいんだという気持ちを理解して貰えれば、転職活動を応援してくれるはずです。
転職までのプランを伝える
あなたの転職までのプランをしっかりと伝えることで、少しでも親の不安を取り除きましょう。
- 考えている具体的な業界や職種は?
- どういった準備をしているか
- 現職で働きつつ、有給を使いながら転職活動をするのか、一旦会社をやめて、まとめて有給を使いながら転職活動をするのか
- 会社をやめてゆっくりとバイトをしながら転職活動をするのか
- いつまでに転職先を決めるのか
など、より具体的なプランを伝え、理解してもらうことが重要になります。
まとめ
親に心配をかけたくない、不安にさせたくないといった気持ちは多くの人が持つでしょう。
親に感謝をし、大事にすることは大切ですが、あなたの社会人生活はあなた自身のものです。
なるべく自分の意思決定で転職をすることをオススメしますが、親を説得したいという人は、今回挙げたポイントを上手く使い、親の不安材料を取り除いて転職活動をしましょう。